校長あいさつ

令和5年度 学校長挨拶
校長  目黒 良作

 

 校庭の桜の木々は、花を散らせ、葉桜へと模様替えをはじめています。

お子様の御入学、御進級おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。校長の目黒良作(めぐろよしなり)と申します。この度、柳下政浩校長の後任として着任いたしました。本校が築いてきた伝統と歴史を大切にし、一層充実した教育活動を推進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、本日、新1年生90名を迎え、児童数627名、学級数23学級で、開校49年目となる令和5年度がスタートしました。子どもたちは、やや緊張の面持ちながら、期待に目を輝かせて担任と対面しました。ゆっくりと、新しい仲間、新しいクラスに慣れてほしいと思います。

また、新型コロナウイルス感染症への対応について、国の指針等に基づき、さいたま市教育委員会作成の、「さいたま市学校教育活動実施マニュアル」が改訂され、4月からの「学校の新しい生活様式」が示されました。学校では、地域の感染状況に応じて柔軟に対応し、可能な限りリスクを低減させながら教育活動を継続していきます。

 

以下に、「学校教育目標」、「めざす児童像」、「学校経営方針」を示させていただきます。

【学校教育目標】

『夢や希望をもち 新しい時代を切り拓く 心豊かに生きる子どもの育成』

【めざす児童像】

〇 明るい子(笑顔であいさつや返事ができ、思いやりがある子)

〇 考える子(話をよく聴き、進んで学習する子)

〇 たくましい子(自分の目標に向かって、ねばり強く努力する子)

【学校経営方針】

「輝く笑顔 『あい』でつながる 大久保東小学校」

〇 子どもたちが学び合い、教職員が共に支え合い、家庭や地域と協力

し合い、成長し続ける学校

 

学校は、家庭、地域の皆様と共に、十分な愛情をもって、お子様の健やかな成長を支えてまいります。私たち教職員が、学び続けるお手本となり、大久保東小学校の子どもたちの「学び」を広げ、深めていきたいと考えます。

今年度も、一層の御支援と御協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


  

           ~令和5年度大久保東小学校経営方針~

【学校教育目標】

    夢や希望をもち 新しい時代を切り拓く 心豊かに生きる子どもの育成

【目指す児童像】

○明るい子・・・笑顔であいさつや返事ができ、思いやりがある子どもの育成を目指します

○考える子・・・話をよく聴き、進んで学習する子どもの育成を目指します

○たくましい子・・・自分の目標に向かって、ねばり強く努力する子どもの育成を目指します

【学校経営方針】

「輝く笑顔 『あい』でつながる 大久保東小学校」

1 子どもたちが粘り強く学び合い、3つのGで成長する学校

2 教職員が情熱とプロ意識をもち、互いに支え合い「チーム大久保東」として実践する活気ある学校

3 コミュニティ・スクールとして学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たし、連携し信頼し学び合う開かれた学校

 

 

 
 【本年度の経営の重点】

≪確かな学力の育成 確かな学び≫
  ~「Grit」~
(1)(基礎学力の定着)
  授業規律の徹底、「わかった!できた!」が実感できる授業、タブレット活用、少人数指導やSAとの  連携による個に応じた指導の充実、基礎学力タイム、東っ子学習タイム、家庭と連携をつながる家庭  学習(自主学習ノート、タブレット活用等)と「スタディサプリ」等を生かした反復学習による基礎学力  の定着。
(2)(言語能力の育成)
  朝読書、音読、スピーチ、教室言語環境の整備等で多くの言葉に触れることによる育成。
(3)(学校課題研究のまとめ)
  3か年に及ぶ国語科を核に進めた学校課題研究のまとめと自主研究発表の実施。
(4)(UDを意識した学び)
  インクルーシブな教室を目指した授業の中での支援方法や交流学習及び生活支援体制の実践の  継続(環境整備、モデル学習を活かした授業展開、交流及び共同学習、合理的配慮の実践)。

(5)(学び合い、活躍できる授業の実践)
  「主体的・対話的で深い学び」となる「アクティブ・ラーニング型授業」展開と「やればできる」という   自己肯定感向上の推進。「よい授業」の4つの因子を意識し「教え込む」から「学ばせる」指導へ、「  ティーチング」より「コーチング」の授業実践。協働的な学びの実現。

(6)(教育DXの取組)
  エバンジェリストを中心にタブレット活用の指導力向上を図り、タブレット及びICT機器の活用による「学  びの自律」「個別最適な学び」を目指し「学びの探究化」を図る。一方、書字の時間を確保する学   びのバランスの取れた授業展開の取組。

(7)(高学年教科担任制の取組)
  教育の質の向上を図り生徒指導及び働き方改革に繋げる5、6年生教科担任制。
(8)(新しい学びの取組)
  「STEAMS TIME」や「潤いの時間」、「プログラミング教育」、「スタディサプリ」の確実な取組とマネジ  メント。
(9)(読解力向上を目指した読書活動の推進)
  読書に親しむ環境を整備し、学校図書館司書や図書ボランティア等と連携を図り、豊かな感性と言  語能力を育む読み聞かせや書く活動を併せた読書活動の推進。


≪ 豊かな人間性の育成  温かな心 ≫ 
  ~「Grit」・「Growth」~

(10)(人権教育の推進)
  他者を尊重し多様な仲間と協働する中で称賛し合い、自他ともに大切にする思いやりの心と人権   感覚を養い、道徳教育の充実を図ることにより持続可能な社会の創り手となる児童の育成。
(11)(積極的生徒指導の推進)
  報告・連絡・相談・見届けを徹底。善悪の判断力と自己指導能力の育成。

(12)(教育相談の充実)
  SCやSSW、さわやか相談員や関係機関と連携し、家庭に寄り添い、迅速且つ誠実に取り組む中で  一人ひとりのよさや個性を認め伸ばして自己肯定感を高めることによる自尊感情の醸成。
(13)(特別支援教育、交流・共同学習への共通理解)
  一人ひとりの特性に応じてその子のもてる力(かかわり方や学び方)を高めるために学習環境を整備  し適切な指導や必要な支援や合理的配慮を行う体制の確立と取組。
(14)(SDGsに関わる取組)
  本校の特色を生かした教科横断型の探究的な学びによるSDGs教育の推進。


≪ 健康・体力の育成  健やかな体 ≫ 
  ~「Grit」・「Growth」~
(15)(コロナ対応)
  学校の新しい生活様式に準じて児童の健康と安全を最優先とした教育活動と環境整備の取組。
(16)(体育授業の推進)
  これまでの体育授業の研究を生かして楽しく運動に取り組む児童の育成の推進。
(17)(意図的な体力づくり)
  体力向上推進委員会を中心に全校を挙げて意図的・計画的に行う投力向上等の取組。
(18)(外遊びの奨励)
  業間、昼休みの外遊びを奨励し、共に遊ぶことによる健康な体づくりの取組。
(19)(基本的生活習慣の確立)
  学習や生活の基盤となる基本的生活習慣を身に付けるために、家庭教育支援チーム「てとてと」と  家庭との協働による「早寝、早起き、朝ごはん」や「ノーメディアデー」等の推進。

(20)(防災・安全教育の推進)
  地域や警察、消防署と連携し各種想定の避難訓練や防犯教室、交通安全教室及び保健関連の  活動を通してセーフコミュニティとしての学校安全を図ることによる自助・共助の力の育成。


≪ コミュニケーション力の育成  豊かなかかわり合い ≫
  ~「Global」~
(21)(適切な言葉の使い手の育成)
  「心を潤す4つの言葉」推進、挨拶や返事、場に応じた適切な言葉遣いの指導。

(22)(交流活動の充実)
  異学年、保育園及び幼稚園、中学校、地域との交流活動をによる学びの充実。
(23)(英語教育の推進)
  G・S科によるコミュニケーションを通したスキルアップ及び国際感覚の向上の推進。
(24)(ソーシャルスキルの向上)
  「人間関係プログラム」で学んだ人間関係構築力向上の推進。


≪ コミュニティ・スクールとして学校、家庭、地域が役割を果たし、連携し信頼し学び合う開かれた学校 ≫ 
  ~「Growth」~

(25)(情報の有効な発信)
  HPの更新や学校安心メール、学校だよりなどによる情報を的確、迅速、誠実に発信。
(26)(役割を果たし連携し信頼し学び合う開かれた学校)
  コミュニティ・スクールとして大久保東コミュニティ「大けやき」の協働活動を推進し地域や関係機関  と連携して家庭、地域の信頼に応える安心・安全な学校づくり。学校と家庭、家庭と家庭、家庭と   地域等、挨拶等を通してつながり学び合う地域コミュニティ力の向上。

(27)(主権者教育につながる取組)
  教科の学びに加え、地域人材から学ぶ昔遊びや避難所訓練及び地域行事の参加等の体験活動  等、地域に主体的に関わる機会を通して郷土愛を醸成し地域の構成員としての社会意識の醸成。(28)(東っ子サポーターズ及び家庭教育支援チームとの連携)
  学校と家庭、家庭と家庭をつなぐことに努め「家庭を孤立させない」(「てとてと」事業)コミュニティ   など、家庭や地域と共に歩む学校づくりの推進。

(29)(チャレンジスクールの充実)
  学校地域連携コーディネーターを中心に地域人材を生かして学校の授業では体験できない充実したプ  ログラムの一層の推進。

≪ 働き方改革の推進 ≫ 
(30)(教材研究等の充実)
  高学年教科担任制や学年内及び教科部内の連携を図りながら「わかった!できた!」が実感でき  る授業展開を目指した教材研究や教材づくりの取組。自己研鑽にも積極的に努め、子どもと向き合  う時間の確保と教育の質の向上の推進。職員会議等のペーパーレス推進。

(31)(健康とやりがいを高める取組)
  時間を意識して効率よく業務に取組み、担当業務内容を精選し、ワーク・ライフ・バランスにより心身  の充実に努め健康ややりがいを高めて教職員としての資質や指導力向上の推進。

 

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